
LINE公式アカウントの友だち登録数やアプリのダウンロード数は伸びているものの、その後「また開いてもらう」ところでつまずいている場合もあるでしょう。プッシュ通知やLINE配信の開封率は頭打ち、毎回のネタ探しにも追われる——CRM・アプリ運用の担当者にとって、継続接触と再訪問(リテンション)は尽きない悩みどころです。
cocoloni(ココロニ)が2026年に実施した調査では、占いを見るきっかけは「行動のヒント(48.7%)」が最多ですが、「気分転換(42.5%)」や「暇つぶし(37.9%)」も4割前後にのぼります。実用の判断材料としても、肩ひじ張らない気軽な楽しみとしても、占いは日常に入り込んでいるということです。
こうした気軽さから、占いは継続的にユーザーとの接点をつくるコンテンツにも適しています。占いは「一度見て終わり」ではなく、サービスを繰り返し訪れるきっかけになり得るのです。
本記事では、cocoloniが全国1,020人に実施した調査データをもとに、なぜ占いがLINE・アプリの再訪問と継続接触につながるのかを、実際の導入事例を交えて解説します。
cocoloniは占いコンテンツ分野で国内トップクラスの実績をもつザッパラスグループの一員として、延べ500社以上の企業にオリジナル占いや占いAPIを提供しています。「自社のLINEやアプリでも、また開いてもらう仕掛けがほしい」とお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。
\LINE・アプリの「再訪問」を増やした占い活用事例をまとめました/
cocoloniが全国20〜50代の男女1,020人に実施した「占いに関する意識・行動実態調査」から、リテンションの視点で見逃せない数字を紹介します(2026年実施/株式会社cocoloni調べ・オンラインアンケート調査 n=1,020)。
まず、占いを見るきっかけで最も多いのは「行動のヒントを得るため」で48.7%でした。それに次いで「気分転換のため」が42.5%、「暇つぶし」が37.9%と続きます。
気分転換や暇つぶしといった軽い動機が上位を占めることから、占いは身構えずに楽しめる、日常になじみやすいコンテンツだといえます。この気軽さは、繰り返し接してもらう「習慣接点」と相性がよい要素です。

次に、よく見る占いの種類では「星座占い」が72.0%で1位でした。12星座は多くの人が自分の属性を知っているシンプルな分類で、星座さえわかれば数秒で参加できます。だからこそ、今日の運勢・今週の運勢として毎日・毎週更新しても飽きられにくく、更新性そのものを再訪問の仕掛けにできます。

そして、占いを見る媒体はWebサイトが62.2%と主流である一方、スマートフォンアプリは15.1%、LINEは5.6%にとどまります。裏を返せば、自社のアプリやLINEに占いを置くことは、まだ競合の少ない「毎日開く理由」をつくれる余地があるということです。

これらの数字が示すのは、占いが「見て終わり」のエンタメではなく、更新のたびに開きたくなる常設の習慣コンテンツだという事実です。プッシュ通知やLINE配信で届ける中身にもなり、開封から起動、回遊への起点にもなります。
アンケート調査については、以下の記事で詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。
【2026年最新】cocoloniの占いに関する意識・行動実態調査について詳しく見る

占いがLINE・アプリのリテンションに効果的な理由には、更新性が「また開く理由」をつくり続けること、参加障壁の低さが接触を習慣に変えること、押しつけ感のなさが次の行動を引き出すこと、そしてユーザーが「自分事」として能動的に開きに来てくれることが挙げられます。以下で詳しく見ていきましょう。
今日の運勢や今週の運勢は、毎日・毎週の内容が変わります。ユーザーにとって、「昨日見たからもういい」という状態が起きづらく、繰り返し開く理由をつくり続けることが可能です。
定期的に更新される占いコンテンツは、ユーザーが「また見たい」と思いやすいでしょう。
さらに、運用担当者にとっても「配信のネタ探しに苦労しない」メリットがあります。プッシュ通知やLINE配信で毎回ゼロから企画を考える必要がなく、占いという定番コンテンツを軸に、安定した接触機会を設計できます。
占いのもう一つの強みは、ユーザーが自分のこととして、能動的に開きに来てくれる点です。企業からの発信は、告知やおすすめ商品など“届けたい側”が押し出すセールス情報が中心になりがちで、受け身で読み飛ばされることも少なくありません。占いは逆に、“知りたい側”が自ら開きに来ます。
実際、cocoloniの調査では、占いで知りたい内容の1位は「自分自身のこと」で70.5%でした(2026年/株式会社cocoloni調べ・n=1,020)。

自分の関心そのものだからこそ、プッシュ型のセールス情報のなかで、ユーザーが自ら開きに来てくれる——この能動性は、継続接触の土台として貴重です。
よく見る占いで星座占いが72.0%もの支持を集めるのは、誕生日や星座を選ぶだけで完結する手軽さも一因でしょう。
この軽やかさを活かすには、配置場所が重要です。LINEならリッチメニューの目立つ場所、アプリならログイン直後のホーム画面などに設置すると、数秒で終わる軽い接触が日々積み上がり、習慣として定着していきやすくなります。
同調査では、占いを「参考程度にする」と答えた人が61.9%にのぼりました。広告色の強いメッセージは警戒されがちですが、占いは「気づき」として受け取ってもらいやすいコンテンツです。

さらに、占いを見た後の行動にも注目です。「ラッキーアイテムを取り入れた」人は51.4%、「買い物をした」人は20.9%にのぼります。

これは、占いをリテンションに使ううえで見逃せない重要ポイントです。占い結果でラッキーアイテムやラッキーカラーを提示すれば、そのまま自社の商品紹介やECサイトへの送客に自然につなげられる。つまり占いは、再訪問を生むだけでなく、その先の購買接点までゆるやかに後押しするコンテンツといえます。
実際に、LINEやアプリで占いを継続接触に活かした事例を紹介します。
※いずれも、cocoloniが占いコンテンツの企画・提供に携わりました。

化粧品ブランドのアルビオンは、LINE公式アカウントのリッチメニュー内にオリジナル占いを設置しました。星座と「今日の気分」を6色から選ぶと、今週の運勢が占える仕組みです。毎週更新することで、LINEアカウントへの訪問を習慣化しています。
「気分転換(42.5%)」、「暇つぶし(37.9%)」という軽い動機の受け皿として、リッチメニューの一等地に置かれた占いはよくはまります。占いをLINEで見る習慣はまだ広がりきっておらず(5.6%)、公式アカウントに占いを常設すれば、競合の少ないうちに“毎週開く理由”を先押さえできるでしょう。

引用:PR TIMES
天気予報アプリ「ウェザーニュース」では、天気×占いの完全オリジナルコンテンツを提供しています。今の天気予報に紐づく「天気連動型」の占い結果や、生まれた日とその日の天気からわかる動物タイプ診断など、このアプリならではの切り口が特徴です。デイリーで更新することで、アプリ起動の習慣化を狙っています。
占いを見るきっかけの1位が「行動のヒント(48.7%)」であるように、天気とあわせて「今日はどう動くか」を後押しする設計は、毎日アプリを開く必然を強めやすくなります。
▶ PR TIMES「“占い”と“お天気”が初コラボ!業界最大手の株式会社ウェザーニューズが運営するウェザーニュースアプリにて天気要素を取り入れたオリジナル占い『お天気占い』を監修!」

ポイントサービス「ポイントタウン byGMO」では、「くまぽ星占い」「うさぽみくじ」を導入しています。1日1回プレイできるコンテンツを増やすことで、ユーザーの定期訪問やサイト内回遊を促す狙いです。導入目的はまさに「リピーター・継続利用の促進」に置かれています。
「暇つぶし(37.9%)」という動機の受け皿に、「1日1回」という設計が加わることで、来訪の頻度そのものが引き上がる好例です。
いずれの事例にも、「毎日・毎週の更新」と「軽い参加」を掛け合わせ、開く、また来る、という反復を設計しているという共通点があります。占いがもたらす「ユーザーの定着化」を、LINE・アプリの現場に落とし込んだ形といえます。
「占いが継続接触に効果的なのはわかったが、自社の媒体ではどのタイプが合うのか」——そのような方のために、LINEやアプリで実施される代表的な占い施策タイプを、狙いごとに整理しました。
| 施策タイプ | 主な狙い | こんな媒体・場面に |
|---|---|---|
| 毎日の運勢(デイリー更新) | 起動・再訪問の習慣化、回遊 | 毎日開いてほしいアプリ/ポイント・ニュース系サービス |
| 今週の運勢(ウィークリー更新) | 週次接点の固定化、配信ネタの確保 | LINE公式アカウントなど、週次で配信する媒体 |
| タイプ診断+毎日の運勢 | 登録直後の定着、離脱防止 | 会員登録・アプリ初回起動の直後に置きたい場合 |
| おみくじ・1日1回コンテンツ | 定期訪問とログイン動機の付与 | 日次のログイン動機をつくりたいアプリ・Webサイト |
| ラッキーアイテム/カラー診断 | 商品レコメンド連携・EC送客 | 占い結果から自社商品やクーポンへ送客したい場合 |
もちろん、ここに挙げたのは代表的な型にすぎません。cocoloniは延べ500社以上の実績をもとに、媒体の特性や更新頻度、予算に合わせて、一社ごとに最適な企画をご提案できます。
「自社の媒体ならどんな見せ方ができるか」を具体的に描くヒントとして、まずは導入事例集をご覧ください。
また、占いコンテンツについて、より詳しく知りたい方のために、以下の記事では占いコンテンツの企画から制作、成功のためのポイント、注意点まで網羅的に解説しています。こちらも参考にしてください。
LINE・アプリのリテンションで占いを活用する場合には、以下のポイントを押さえておくと、より効果的な施策につながります。
| ポイント | 詳細 |
|---|---|
| 更新頻度を「開く周期」に合わせる | 毎日開いてほしいアプリには今日の運勢を、配信過多を避けて週次配信にすることが多いLINE公式アカウントには今週の運勢を。媒体の配信・接触サイクルに更新頻度を合わせると、無理なく習慣化を図れる |
| 目立つ位置に、数秒で終わる導線で置く | リッチメニュー、ログイン直後、ホームタブなど、迷わず軽く完了できる位置に常設する。参加のひと手間を減らすほど、接触は積み上がりやすい |
| 占いから次の行動まで設計する | ラッキーアイテム51.4%、買い物20.9%という行動性を活かし、占い結果から関連商品やクーポン、キャンペーンへ自然に送客する |
特に、自社のLINEやアプリが、以下のような状態に当てはまる場合、占いは有効な選択肢になります。
一つでも当てはまるなら、他社がどう解決したのかをぜひ事例集で確認してみてください。
なお、以下の記事では、リテンションマーケティングの施策例や成功のポイントを解説しています。あわせてご覧ください。
リテンションマーケティングの施策例や成功のポイントを確認する
占いはLINE・アプリのリテンションと相性のよいコンテンツです。占いを見る動機は「気分転換(42.5%)」「暇つぶし(37.9%)」と軽く身構えずに楽しめるため、繰り返し接してもらう習慣接点になじみます。
よく見られる占いの1位である「星座占い(72.0%)」は、今日の運勢・今週の運勢として毎日・毎週更新でき、その更新性が再訪問を生みやすくなります。さらに、占いを見る媒体はアプリ15.1%、LINE5.6%とまだ手薄なため、自社の媒体に置けば競合の少ない「また開く理由」をつくることが可能です。
つまり占いは、LINEやアプリの継続接触と再訪問を、押しつけずに設計できる常設コンテンツになりえます。「まずは、どのような企画があるのか知りたい」という段階でも構いません。まずはLINE・アプリ・会員サイトなどでの活用事例をまとめた事例集をご覧いただき、自社に近いケースを探してみてください。
LINE・アプリ・会員サイトの占い活用事例集をダウンロード(無料)
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占いコンテンツの知見を活かし、ユーザーの心を掴む体験を設計します。
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