
「今月の更新、何を出そう」——オウンドメディアやコーポレートサイトの運用で、ネタ切れや再訪率の頭打ちに悩んでいる方もいるでしょう。
2026年に実施したcocoloni(ココロニ)の最新調査では、占いを見る人の62.2%が「Webサイト」で見ており、占いはすでにWeb上の定番コンテンツとして定着しつつあります。
さらに見るきっかけの上位には「気分転換(42.5%)」「暇つぶし(37.9%)」もランクイン。占いは、読者が日常のスキマ時間に気軽にアクセスできるコンテンツとして機能しているといえます。
本記事では、cocoloniが実施した1,020人調査のデータと、実在するオウンドメディアの活用事例をまじえ、占いがなぜWebサイトの回遊・再訪・滞在につながるのかを解説します。
\占いを活用したオウンドメディアの回遊・再訪施策はこちら/
cocoloniが実施した「占いに関する意識・行動実態調査」(2026年4〜5月実施、全国20〜50代男女/n=1,020)を見ると、占いを取り巻く行動には、オウンドメディア運用者にとって見逃せない傾向が表れています。「どこで・何を・なぜ見て・見た後にどう動くか」を順番に見ていきましょう。
まず、占いを見る媒体は「Webサイト」が62.2%でトップでした。2位の「雑誌・紙媒体(21.9%)」、3位の「SNS(18.9%)」を大きく引き離しており、占いはすでに”Webで見るもの”として定着しつつあるといえます。

次に、よく見る占いの種類は「星座占い」が72.0%で1位。次いで「血液型占い」24.3%、「タロット占い」19.6%と続きます。
星座占いは12星座という決まった型をもつため、毎日・毎週の更新に向いた鉄板テーマです。

見るきっかけを聞くと、「行動のヒントを得るため(48.7%)」に続いて、「気分転換のため(42.5%)」、「暇つぶし(37.9%)」が上位に並びました。占いへの信頼度も「参考程度にする」が61.9%で最多です。


そして注目したいのが、占いを見た後の行動です。「ラッキーアイテムを取り入れた」が51.4%、「買い物をした」が20.9%にのぼり、占いは”見て終わり”ではなく、その後の行動にまで影響していることがわかります。

これらの数字が運用担当者にとって意味するのは、以下の4点です。
オウンドメディア運用でつねに課題になる「更新ネタ」「再訪動機」「回遊」に、占いは構造的につながっています。
アンケート調査結果については、以下の記事で詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。
【独自調査】占いに関する意識・行動実態調査2026の結果について詳しく見る

一般的なコラムやニュース記事は、一度読んだら終わりになりがちです。占いがそれらと違うのは、「ネタ切れしない更新の器になる」「習慣的な再訪につながる」「結果ページが回遊の入口になる」といった3つのメカニズムを備えている点にあります。
よく見る占いでトップだった星座占い(72.0%)は、12星座という決まった枠組みがあるため、「今日の運勢」「今週の運勢」といった形で自然にコンテンツが積み上がっていきます。運用担当者が毎回ゼロからネタを考える必要がなく、決まった型に沿って更新できるため、更新の負荷を抑えながら新しいページを増やし続けられます。
さらに、占いAPI(異なるソフトやシステム同士をつなぐ仕組み)を導入すれば、運勢テキストの生成から結果ページの表示まで自動化でき、更新にかかる運用工数を抑えることが可能です。
占いを見るきっかけが「気分転換(42.5%)」「暇つぶし(37.9%)」と、日常のスキマ時間に発生する動機が多いことに注目しましょう。
気分転換や暇つぶしは、朝のコーヒータイムや通勤中など、毎日のスキマ時間に生まれやすい動機です。そのため占いは、特定の時間帯に「また見に来る」という習慣的な再訪につながりやすい傾向があります。
また、信頼度で最も多かったのが「参考程度にする(61.9%)」だったことも見逃せません。これは裏を返せば、占いが「絶対に従わなければならない指示」ではなく、「選択肢のひとつ」として捉えられているということです。
義務感がないからこそ、気軽に見続けられる。この”軽さ”が、かえって習慣化を後押しします。
占いを見た後には「ラッキーアイテムを取り入れた(51.4%)」、「買い物をした(20.9%)」という行動が生まれています。この”見た後に動く”性質があるからこそ、結果ページに関連記事や商品、クーポンを置いておけば、1ページで離脱していた読者を、Webサイト内の回遊や購買へつなげられます。
例えば「今日のラッキーカラーは青」という結果なら、青い商品の特集ページへ誘導する。「金運アップ」なら、マネー系記事やお得なキャンペーンを案内する。こうした導線設計により、占い結果が自然な回遊の起点になります。
ここからは、実際にcocoloniの占いコンテンツ支援を受け、回遊・再訪につながった事例を紹介します。更新頻度ごとに紹介するので、自社の運用体力に当てはめながら読んでみてください。


関西のライフスタイルマガジン「anna」では、毎日更新の「★明日のラッキー星座は? 12星座占い・運勢ランキング」を掲載しています。「PV(ページビュー)・回遊数の向上」「リピーター・継続利用の促進」などを目的に、読者が日常的に楽しめる継続的な閲覧導線を形成しています。
「暇つぶし(37.9%)」、「気分転換(42.5%)」という毎日のスキマ需要に、毎日更新の運勢がぴたりと合った事例です。



三越伊勢丹グループの食のメディア「Foodie」では、毎週更新の星座占い「FOODIE占い」を掲載しています。
今週の運勢やランキングに加え、星座ごとの「今週のラッキーフード」を表示し、そこからオンラインショップの商品を紹介する導線を用意しました。毎週更新によって、Webサイトへの訪問を習慣化しています。
調査では占いを見た後に51.4%が「ラッキーアイテムを取り入れた」、20.9%が「買い物をした」と回答しており、ラッキーフードから商品へつなぐ設計は、こうした占い後の行動特性を活かした導線設計といえます。
▶ 参考:PR TIMES「三越伊勢丹グループが運営する食のメディア「Foodie(フーディー)」にて占い企画『2022年下半期 Foodie占い』の制作協力をいたしました。監修は海外からも注目を集めるステラ薫子先生!」



ワコールが運営するメディア「WACOAL BODY BOOK」では、「今月の運勢」を毎月更新コンテンツとして掲載しています。導入目的のなかに「PV・回遊数の向上」「リピーター・継続利用の促進」が掲げられており、運勢に合わせたラッキーカラーを切り口に、関連商品のレコメンド導線と連携させています。
こちらも、調査で最多だった「ラッキーアイテムを取り入れた(51.4%)」という行動特性を、そのまま商品回遊につなげた好例といえます。
他にもさまざまな事例がございますので、まずは企業の導入事例集をご覧ください。
事例を踏まえて、自社のWebサイトに合う施策タイプを整理しました。まずは自分のWebサイトがどの型に向いているのかを確認してみてください。
| 施策タイプ | 向いているWebサイト | 回遊・再訪への効果 |
|---|---|---|
| 毎日運勢型 | メディア・地域サイト・ポータル | 日課化で再訪を最大化し、PVを積み上げる |
| 毎週運勢型 | 食・美容メディア/EC | 手頃な更新負荷で習慣化しつつ、結果から商品へ回遊 |
| 毎月運勢型 | EC・会員サイト | 低負荷でPV・回遊を伸ばし、レコメンドと連携 |
| 診断・タイプ別型 | キャンペーン・LP(ランディングページ) | 自分ごと化で滞在時間が伸び、シェアで拡散 |
| API自動更新型 | 運用リソースが少ないWebサイト | 運用の手をかけず、更新を自動で実現 |
同じタイプの他社が実際にどう作り込んでいるかを確認すると、Webサイト回遊のための占い活用のイメージがつきやすくなるでしょう。
占い・診断コンテンツについて、より詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
最後に、占いコンテンツを回遊・再訪につなげるための実践ポイントを3つにまとめます。
| ポイント | 具体的な施策 | 効果 |
|---|---|---|
| 更新頻度を運用体力に合わせる | 毎日、毎週、毎月から選択。占いAPIで自動化も可能 | 継続的な更新でネタ切れを防ぐ |
| 結果ページを回遊の起点にする | ラッキーアイテム・カラーから関連記事・商品・クーポンへ誘導 | 占い後に「ラッキーアイテムを取り入れた(51.4%)」「買い物をした(20.9%)」という行動特性を活かした導線設計 |
| 流入と再訪を両輪で回す | 星座占い(72.0%)で流入を獲得し、定期更新で習慣化 | 新規と既存の両方にアプローチ |
無理のない更新サイクルを選び、結果から次のアクションへつなげる導線を設計すると、占いは継続的な回遊装置として機能します。
占いは”見て終わり”のコンテンツではなく、Webサイトの回遊・再訪・滞在につながる更新コンテンツといえます。自社のメディアやWebサイトで「更新ネタ」と「再訪率」に課題を感じている場合、有力な選択肢になるでしょう。
まずは、PV・回遊・リピーター向上などにつながった事例集をご覧ください。ダウンロードしていただくと、占い活用事例をまとめて確認いただけます。
cocoloniなら、施策に最適化した診断コンテンツを設計・制作できます。
占いコンテンツの知見を活かし、ユーザーの心を掴む体験を設計します。
【診断コンテンツ例】
3つの質問に答えて、あなたのタイプを見つけよう