
次のSNSキャンペーン、何をやればシェアされるのか——PR・SNS担当者にとって、拡散する企画の切り口探しは毎回の悩みどころでしょう。プレゼント企画やフォロー&リポストは手が尽くされ、フォロワーの反応も頭打ちになりがちです。
そこでおすすめなのが、占いを活用したSNSキャンペーンです。
2026年に行ったcocoloni(ココロニ)の最新調査では、占いで知りたいことの1位が「自分自身のこと」で70.5%にのぼり、恋愛(20.0%)を大きく上回りました。また、占いをした後に「家族や友だちに連絡した」人は15.6%で、人とのやり取りのきっかけにもなります。
占いは”当たる・当たらない”のエンタメである以上に、自分を知り、つい誰かに話したくなる欲求に応えるコンテンツになっているのです。この性質が、占いをSNSと相性の良い拡散の起点にします。
本記事では、cocoloniが全国1,020人に実施した調査データをもとに、占いがなぜSNSで拡散されやすいのかを、ブランドの実例をまじえて解説します。
cocoloniは、ザッパラスグループとして25年以上にわたり占いコンテンツを提供し、ゴディバやピーチ・ジョンをはじめ延べ500社以上の企業に占いコンテンツ・キャンペーン企画を提供してきました。「自社のSNS施策に占いを活かしたい」とお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。
\占いを使った話題化・SNSキャンペーンの事例をまとめました/

cocoloniが全国20〜50代の男女1,020人に実施した「占いに関する意識・行動実態調査」から、占いがSNSで拡散されやすい理由を、データとともに読み解きます(2026年実施/株式会社cocoloni調べ・オンラインアンケート調査 n=1,020)。
結論から言えば、占いは「”自分を語るネタ”になる」「参加のハードルが低い」「押しつけ感がない」という、SNS拡散に必要な3つの条件をもともと備えたコンテンツといえます。順に見ていきましょう。
占いで知りたい内容の1位は「自分自身のこと」で70.5%。次いで「お金に関すること(49.7%)」、「将来のこと(35.4%)」と続き、占いが自己理解のツールとして使われていることがわかります。

また、占いをした後に「家族や友だちに連絡した」人が15.6%いるように、占いは人とのやり取りのきっかけにもなります。自分のタイプや結果を知ると、それをSNSで共有したくなる——占いには、こうした”シェアの動機”を生みやすい性質があるといえます。

よく見る占いの1位は星座占いで72.0%と最多でした。よく見られている占いは多くの人になじみがあり、星座占いであれば生年月日さえわかれば多くの人が手軽に参加できます。タップ数回で結果が出るなど、参加までの手間が少ないのも特徴です。

この手軽さが「私もやってみた」という投稿の連鎖を生み、フォロワーの間で自然に広がります。例えば、友人の投稿を見て「自分の結果はどうかな?」と試し、その結果をまた投稿する——この循環が拡散の原動力になるでしょう。
占いを「参考程度にする」と答えた人は61.9%と最多でした。強い宣伝メッセージは警戒されますが、占いは”気づき”として受け取られる傾向があり、ブランドのメッセージを占いの文脈に乗せれば、シェアされても嫌みになりづらいと考えられます。

さらに、占いをする目的は「行動のヒントを得るため(48.7%)」が最多で、「気分転換(42.5%)」「暇つぶし(37.9%)」が続きます。実用と気晴らしの両面で気軽に触れられるからこそ、広告のように身構えられず、スキマ時間に楽しむSNSの使われ方ともなじむのです。

なお、占いを見る媒体は2026年時点でWebサイトが62.2%と主流で、SNSは18.9%にとどまっています。裏を返せば、SNSに最適化した占いコンテンツは、まだ余白のある領域だといえます。

実際に、占いをSNSキャンペーンで活用したブランドの事例を紹介します。
※いずれもcocoloniが占いコンテンツの企画・提供に携わりました。


株式会社ピーチ・ジョンは、全7色を展開する『すてきオーラブラ』のおすすめカラーを、生年月日などから占うオリジナル企画を展開しました。
占い結果をシェアするとプレゼントが当たるキャンペーンにし、拡散そのものを企画のなかに組み込みました(UGC:ユーザー生成コンテンツ)。占い師イヴルルド遙華氏の監修で、話題性と信頼性を両立しています。
占いをきっかけに家族や友だちへ連絡する人が15.6%いるように、占いには人と共有したくなる要素があります。その動機をそのままシェア導線に変えた好例です。
▶ PR TIMES「ピーチ・ジョン史上最高レベルのスタイルアップブラ「すてきオーラブラ」に新色が発売。“すてきオーラ占い”で自分のオーラを引き出すカラーを診断できるコンテンツも登場!」


ゴディバジャパン株式会社は、星ひとみ氏の「天星術」を用い、限定商品のリーフレットや二次元バーコードから占いを楽しめる企画『ゴディバ×星ひとみ 天星術』を提供しました。直感で惹かれたチョコレートと生年月日から、その年の運勢や恋愛運を占えます。
また、運勢占いに加え、ピンクの”フォーチュンスター”が当たりのおみくじ要素も取り入れ、開封の楽しみを演出しました。
占いを「参考程度にする」ライトな層が61.9%を占めるなかでも、”限定”という体験は、思わず人に見せたくなる語る理由につながります。
▶ PR TIMES「輝く未来を願って、2025年の運勢占いも楽しめる期間限定コレクション!ゴディバ「フォーチュンショコラ コレクション」」



『花王で開運キャンペーン』は、花王の商品をツルハドラッグで購入して応募する、プレゼントキャンペーンです。人気占い師シウマ氏の電話番号占いを掛け合わせ、運勢と開運アクションに絡めておすすめの花王商品を紹介しました。
電話番号は誰もが自分のものをもっており、星座占いと同じように”誰でもすぐ参加できる”入口になります。「占いですすめられたから試してみよう」という納得感が、店頭での購買と応募を後押しした企画です。
これらの事例を”型”として整理すると、自社の目的から企画の切り口を選びやすくなります。占い師の起用は、どの型でも話題性と信頼性を高める共通のオプションとして機能するでしょう。
主な型は、以下のとおりです。
| 施策タイプ | 適した目的 | SNSでの効き方 | 代表例 |
|---|---|---|---|
| 結果シェア型 | 認知拡大・UGC創出 | 結果投稿で自然に拡散しやすい | ピーチ・ジョン |
| 限定・話題化型 | 話題化・購買促進 | 「持っている人だけ」で語られる | ゴディバ |
| 購買・応募連動型(店頭×占い) | 購買促進・O2O(オンラインからオフラインへ消費者を誘導するマーケティング手法)送客 | 占いを起点にブランドが語られる | 花王×ツルハ |
| 常設・習慣化型 | リピーター獲得・回遊 | 定期更新で再訪と投稿が習慣になる | 事例集に掲載 |
| リアル×SNS連動型 | 来店促進+拡散 | 店頭とSNSの二面で届きやすい | 事例集に掲載 |
結果シェア型、限定・話題化型、購買・応募連動型は、本記事で紹介した事例です。常設・習慣化型、リアル×SNS連動型を含む業種別の企画は、事例集にまとめています。
自社に近いケースを探したい方は、あわせてご覧ください。
▶ SNS・占いキャンペーン事例をまとめて見る(無料ダウンロード)
なお、UGCや販促キャンペーンなどについて詳しく解説した記事もございますので、こちらもぜひご覧ください。
占いをSNS施策に活かすには、拡散を前提とした設計が欠かせません。以下のポイントを押さえると、ユーザーが自然にシェアしたくなる企画をつくることが可能です。
| ポイント | 具体的な施策 | 効果 |
|---|---|---|
| 結果を”シェアしたくなる”形にする | 診断結果を画像・キャラクター・カラーなど、投稿映えする見せ方にデザインする | 自己紹介として使える結果ほど拡散しやすくなる |
| 参加のハードルを限界まで下げる | 生年月日や星座、簡単な設問だけで完結させる | 最もよく見られている星座占い(72.0%)のように、なじみがあって誰でもすぐ参加できる形式が連鎖を生みやすい |
| 拡散を企画に入れ込む | シェアでプレゼント、限定体験、人気占い師の監修など、シェアする理由と信頼性をセットで設計する | ユーザーがシェアする動機が明確になり、自然な拡散が促進されやすい |
これらのポイントを組み合わせると、占いコンテンツは単なるエンタメを超えて、ブランドの認知拡大や購買促進につながるSNS施策となるでしょう。
占い・SNSキャンペーンについては、以下の記事もご覧ください。
占いは、「“自分を語るネタ”になる」「参加のハードルが低い」「押しつけ感がない」という、SNSで拡散されやすい条件を備えたコンテンツです。
「まずは、どのような企画があるのか知りたい」という段階でも構いません。まずは業種別の事例集をご覧いただき、自社に近いケースを探してみてください。
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占いコンテンツの知見を活かし、ユーザーの心を掴む体験を設計します。
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