
診断コンテンツは、エンタメとして楽しみながらリード獲得や商品レコメンドにつなげられる、費用対効果が期待できるマーケティング施策です。「自社に合った設計がわからない」「成功事例を知りたい」という声も少なくありません。
本記事では、三井不動産商業マネジメントや一般財団法人BOAT RACE振興会、株式会社MIXI、大丸松坂屋百貨店など、実際に導入された診断コンテンツの事例を業界別に10個厳選して紹介します。成果を出すためのポイントや導入効果、注意点までまとめていますので、自社での企画・導入の参考にしてください。
cocoloniが実際に制作協力した診断コンテンツの事例集(無料)もご用意しています。ぜひ企画のヒントとしてお役立てください。
診断コンテンツは、業界や目的によって活用方法が大きく異なります。ここでは6つの業界・カテゴリーから、実際に導入された10の事例を紹介します。
| 業界・カテゴリー | 事例 |
|---|---|
| 小売・商業施設 | ・三井不動産商業マネジメント株式会社:おでかけタイプ診断 ・株式会社大丸松坂屋百貨店:アナザーアドレス「ファッションタイプ診断」 |
| 美容・コスメ | ・株式会社High Link:香りの総合プラットフォーム「カラリア」香水診断 |
| ライフスタイル | ・花王株式会社「PYUAN」:ふたりのキョリ感 妄想診断 ・株式会社デイトナ・インターナショナル:開運卯診断 |
| エンタメ | ・株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ:Hey, KITARO 妖怪占い ・株式会社MIXI:モンスターストライク「きのこ占いの館」 |
| 公共サービス・スポーツ | ・BOAT RACE振興会:テレボーター診断 |
| 教育・キャリア | ・株式会社ベネッセコーポレーション:適職・適学チェック ・株式会社DISCO:キャリタス就活「キャリタスクエスト」 |

※本事例について:cocoloniが占いコンテンツの企画・提供に携わりました。
三井不動産商業マネジメント株式会社が展開した『おでかけタイプ診断』は、三井アウトレットパーク幕張のオリジナル診断企画です。設問に答えると性格タイプ別に館内のショップ&周辺スポットがおすすめされ、診断結果ページには館内で使えるスペシャルクーポンが表示されます。
シェアされやすいコミカルなタイプ別イラストを採用し、SNS拡散も狙った設計になっています。

引用:PR TIMES
※本事例は、公開されているプレスリリース等の情報に基づく業界事例です(cocoloniの関与事例ではありません)。
株式会社大丸松坂屋百貨店が運営するファッションサブスクリプションサービス「AnotherADdress(アナザーアドレス)」では、リアル店舗である「AnotherADdress TOKYO」において、パーソナルカラー診断や顔タイプ診断®を組み合わせた体験型の診断イベントを開催しました。
このイベントでは、約20分間の理論に基づく診断に加え、診断結果をもとにDEPACOのビューティーアドバイザーによる約45分間のメイクタッチアップ体験を実施しています。さらに、診断後は店舗でデザイナーズブランドのアイテムを実際に試着でき、気に入った服をその場でレンタル・持ち帰りできる点が特徴です。
診断結果を活かした具体的な商品体験により、顧客の購買意欲を高め、サブスクリプションサービスへの新規入会を促進する成功事例となっています。
▶ 参考:PR TIMES「AnotherADdress×DEPACO×Fashion Navi PREMIUM 理論で分かる似合う色とメイク【パーソナルカラー×顔タイプ×DEPACO似合わせメイク体験会】イベントを開催!」

引用:PR TIMES
※本事例は、公開されているプレスリリース等の情報に基づく業界事例です(cocoloniの関与事例ではありません)。
香りのサブスクリプションサービス「カラリア」が提供する香水診断機能は、15問の設問への回答から好みの香りの傾向を分析し、相性の良い香水をレコメンドします。PR TIMESで公開されたプレスリリースによると、診断件数は200万回を突破しており、香りとの出会いを最適化する導線として機能しています(2024年9月時点)。
▶ 参考:PR TIMES「「カラリア」の香水診断件数が200万回突破!おすすめの香りをレコメンドし香りとの出会いを最適化」

引用:共同通信PRワイヤー
※本事例は、公開されているプレスリリース等の情報に基づく業界事例です(cocoloniの関与事例ではありません)。
『ふたりのキョリ感 妄想診断』は、シャンプーブランド「PYUAN」の特設サイトで公開されたスペシャルコンテンツです。恋人や友人、家族など「気になるあの人」との心理的な距離感を、ゲーム感覚で診断できる共感・妄想系コンテンツになります。
公開時に多数のWebメディアで取り上げられ、話題化に成功した事例です。
▶ 参考:共同通信PRワイヤー「花王「PYUAN」からスペシャルコンテンツ「ふたりのキョリ感妄想診断」を 特設サイトで公開」

※本事例について:cocoloniが占いコンテンツの企画・提供に携わりました。
株式会社デイトナ・インターナショナルの展開した『開運卯診断』は、干支の「卯」をイメージしたオリジナル診断企画です。設問に答えることで性格タイプに加え、開運アイテムやラッキーパーソンがわかる仕組みです。
診断してくれたユーザーに対してオンライン鑑定のプレゼントキャンペーンをあわせて実施し、参加のインセンティブを高めました。

引用:PR TIMES
※本事例について:cocoloniが占いコンテンツの企画・提供に携わりました。
人気キャラクター「ゲゲゲの鬼太郎」の新コンセプトシリーズ「Hey, KITARO」のオリジナル占い企画です。生年月日をもとにユーザーの性格を妖怪にたとえて診断し、さらに裏性格を表す妖怪もあわせて紹介する設計となっています。
キャラクターIPの世界観を診断で拡張し、ファンが繰り返し楽しめるコンテンツになりました。
▶ 参考:PR TIMES「大人気キャラクター「ゲゲゲの鬼太郎」の新たなコンセプトシリーズ『Hey, KITARO』の「妖怪占い」を監修協力 妖怪に例えた性格診断や今日の運勢が占えます!」

引用:PR TIMES
※本事例について:cocoloniが占いコンテンツの企画・提供に携わりました。
『きのこ占いの館』は、人気ゲーム「モンスターストライク」のキャラクター「きのこ占い師マムル」を起用した占いコンテンツです。複数の質問に回答することでキャラクタータイプが導き出される「タイプ診断」と、その結果に応じて毎日の運勢を占える「毎日の運勢」の2軸で構成されています。
▶ 参考:PR TIMES「【モンスターストライク】新イベント「超新星エンタメディア!」にてオリジナル占いコンテンツの制作協力をいたしました」

引用:テレボートWELCOMEキャンペーン「テレボーター診断」
※本事例について:cocoloniが占いコンテンツの企画・提供に携わりました。
『テレボーター診断』は、公営競技の会員サービス「テレボート」の新規登録者向けキャンペーン「WELCOMEキャンペーン」内で展開された診断コンテンツです。診断テストを通じて、自分に合った遊び方や楽しみ方を知ってもらう導線として設計されており、サービス理解の促進を目的に活用されています。

引用:PR TIMES
※本事例は、公開されているプレスリリース等の情報に基づく業界事例です(cocoloniの関与事例ではありません)。
株式会社ベネッセコーポレーションの『適職・適学チェック』は、高校生とその保護者向けに提供された無料アプリです(2012年提供開始)。性格診断(40問)と適性診断(40問)の2軸で構成され、性格診断では30タイプ、適性診断では20タイプの中から結果を判定します。
診断結果に応じた「向いている職業」「向いている学問」の情報にワンタップでアクセスできる設計で、進路選択のきっかけづくりに活用されました。
▶ 参考:PR TIMES「無料アプリ「適職・適学チェック」、高校生・保護者向けに提供開始! 性格診断と適性診断から、自分・子どもに向いている職業と学問が楽しくわかります。」

引用:PR TIMES
※本事例は、公開されているプレスリリース等の情報に基づく業界事例です(cocoloniの関与事例ではありません)。
『キャリタスクエスト』は、新卒学生向け就職情報サイト「キャリタス就活」が提供する診断コンテンツです(2016年提供開始)。ディグラム・ラボの監修のもと、21問の設問から自分の性格・強みと就活のヒントを発見できます。
診断結果のキャラクタータイプは100種類以上にのぼり、「人間力」「恋愛力」「就活力」など16項目にわたる就活のヒントが得られる、科学的根拠を打ち出した設計が特徴です。
▶ 参考:PR TIMES「当たると話題のディグラム・ラボ監修!キャリタス就活から科学的診断コンテンツ「キャリタスクエスト」を2月2日より公開! “自分らしさ”を見つけよう!」
上記で紹介した事例をもとに、業界別成功パターンを表でまとめました。
| 業界 | 施策設計の特徴 | 成果を出すポイント |
|---|---|---|
| 小売・商業施設 | 診断結果と来店特典を連動 | 結果ページにクーポン表示、SNSシェア用のビジュアル設計 |
| 美容・コスメ | パーソナライズ診断×商品連携 | 診断結果を商品タグに反映、診断件数を広報材料に活用 |
| ライフスタイル | 共感性の高いテーマ設定 | 「恋愛」「開運」など身近なテーマ、結果のシェアしやすさ重視 |
| エンタメ | キャラクターIPの世界観活用 | 既存ファン層へのアプローチ、キャラ診断で愛着形成 |
| 公共・スポーツ | サービス理解促進型 | 利用方法を診断形式で案内、新規ユーザーの心理的ハードル低減 |
| 教育・キャリア | 適性可視化×次アクション誘導 | 科学的根拠の明示(監修者)、診断後に進路情報・求人へ誘導 |
自社の業界がどのパターンに近いかを起点に事例を読み解くと、診断コンテンツの企画イメージがつかみやすくなります。
10の事例に共通するのは、単に「診断を作る」のではなく、ユーザーの興味関心とビジネスゴールの両方を満たす設計がされている点です。以下で、成果を出すための5つのポイントを解説します。
診断コンテンツで成果を出すためには、「誰に」「何を」伝えるかを明確にした設計が不可欠です。すべてのユーザーに向けた無難な内容では、誰の心にも刺さらない凡庸なコンテンツになってしまいます。
まず重要なのは、ターゲットユーザーを具体的に絞り込むことです。年齢や性別といったペルソナではなく、「どんな目的で診断を受けるのか」というユーザーモデルで考えましょう。
診断のテーマや切り口も、ターゲットが「思わず答えたくなる」身近なものにすることが重要です。三井アウトレットパーク幕張の「おでかけタイプ診断」のように、来館者の行動傾向という親しみやすいテーマを扱うと、参加のハードルを下げられます。
ターゲットの興味関心に合わせた設計により、診断結果への共感度が高まり、SNSシェアや購買行動といった次のアクションにつながりやすくなります。
診断コンテンツで完了率を高めるためには、回答者に負担をかけない質問設計が不可欠です。花王株式会社『PYUAN』の「ふたりのキョリ感 妄想診断」や株式会社High Link『カラリア』の「香水診断」のように、短時間で楽しく回答できる設計が高い完了率を期待できます。
一例として、以下のような設計にすると、最後まで回答してもらえる確率が高まる傾向があります(診断の目的や狙う体験によって最適な設計は異なります)。
SNS拡散やライトな参加を狙うエンタメ型・リード獲得型の診断では、上記のような設計が完了率を高めやすい傾向にあります。一方、適性診断や本格的な相性診断のように、精度や納得感を重視する企画では、設問数が多くても離脱率が低いケースもあります。
質問文には専門用語や曖昧な表現を避け、誰にでも理解できる平易な言葉を使うことが大切です。「よく」「たまに」といった人によって基準が異なる表現ではなく、期間や場面を明確に指定すると回答のブレを防げるでしょう。
また、画像やイラストを活用して直感的に選べるようにするのも効果的です。ユーザーが「気軽に参加できる」と感じられる設計にすることが、診断コンテンツの成功につながります。
診断コンテンツで「自分だけの結果」という納得感を生み出すには、結果パターンの充実が不可欠です。結果の種類が少なすぎると、多くのユーザーが同じタイプに振り分けられ、パーソナライズされた印象が薄れてしまいます。
パーソナライズ度を高める工夫としては、以下が挙げられます。
| 工夫 | 詳細 |
|---|---|
| 複数の軸を掛け合わせる | 大丸松坂屋の「ファッションタイプ診断」のように、「色の好み」×「着こなしスタイル」といった複数の評価軸を組み合わせると、結果の多様性を生み出せる |
| 結果パターンを豊富に用意する | キャリタスクエストのように100種類以上のキャラクタータイプを設定すれば、ユーザーは「自分だけの診断結果」として受け止めやすくなる |
結果への納得感が高まると、SNSでのシェア率や診断後のアクション率も向上します。
診断コンテンツで成果を最大化するためには、診断結果をSNSでシェアしたくなる仕掛けづくりが不可欠です。
ユーザーが思わず誰かに見せたくなる結果画面には、以下のような共通点があります。
実際に、事例として紹介した「おでかけタイプ診断」や「Hey, KITARO 妖怪占い」では、結果画面にキャラクター性の強いビジュアルを採用し、SNSでの拡散を意識した設計になっています。
また、シェアボタンを結果画面に目立つように配置し、ワンタップでSNS投稿できる導線設計も重要です。
診断結果を表示して終わりにせず、ユーザーを次のアクションへ自然に誘導する導線設計が、診断コンテンツの成果を左右します。診断はあくまで入り口であり、その先のコンバージョンまで設計して初めてマーケティング施策として機能します。
診断後の導線設計に使える施策は、以下のとおりです。
これらの導線を適切に配置し、ユーザーが迷わず次のステップに進めるよう設計すると、CVRの向上が期待できます。
診断コンテンツは、目的や設計方法によっていくつかの種類に分類できます。代表的な分類軸は以下の3つです。
| 分類方法 | 主な種類 |
|---|---|
| 診断ロジック | ・タイプ分岐型:回答に応じて結果が分岐し、性格や適性タイプを判定 ・ポイント加算型:各回答にスコアを設定し、合計点で結果を決定 ・フローチャート型:質問の流れが回答ごとに変化し、最終結果へ導く ・組み合わせ型:複数のロジックを掛け合わせて多様な結果を生成 |
| 目的 | ・エンタメ型:SNS拡散を狙った楽しさ重視の診断 ・リード獲得型:顧客情報の取得を主目的とした診断 ・商品提案型:診断結果から最適な商品・サービスをレコメンド |
| 結果パターン数 | ・4〜8種類程度のシンプルなもの ・数十種類以上の細分化されたもの |
自社の目的やターゲットに応じて、これらの分類を組み合わせると、より効果的な診断コンテンツを設計できます。
詳しくは、以下の記事も参考にしてください。
診断コンテンツが注目される背景には、現代ユーザーの行動特性があります。
cocoloniが実施した「占いに関する意識・行動実態調査」(2026年4月27日〜5月17日、全国20〜50代男女1,020名対象)によると、占い・診断を見るきっかけとして最も多かったのは「行動のヒントを得るため(48.7%)」でした。単なる暇つぶしよりも、実用的な判断材料として活用されている人が多いようです。

さらに注目すべきは、診断・占い後の行動変容です。「ラッキーアイテムを取り入れた」と回答した人が51.4%に達しており、診断結果が実際の消費行動につながっていることが裏付けられています。

この調査結果が示すとおり、占い・診断コンテンツは、単なる話題づくりのお楽しみ要素ではなく、ユーザーの行動を後押しする力をもったマーケティング接点であるといえます。
とりわけ「参考程度にする」というライトなスタンスで占い・診断を利用する層が61.9%を占める一方で、結果を日常の行動に反映させる人が過半数に達している点は、企業が診断コンテンツを商品レコメンドや来店・購買のきっかけとして設計するうえで重要な示唆です。

なお、本調査は「占い」全般に関する意識・行動を対象にしたものであり、企業が提供する診断コンテンツそのものの効果を直接検証したものではありませんが、診断的コンテンツに対するユーザーの受容性を示すデータとして参考になります。
独自のアンケート調査結果については、以下の記事で詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。
【最新調査】占いに関する意識・行動実態調査2026を詳しく見る
診断コンテンツを導入すると、企業は多くのメリットを得られます。主に期待できる効果は、新規顧客獲得、正確な顧客データの取得とマーケティング活用、商品プロモーションとブランディングの強化、SNSへの拡散効果とバイラルマーケティングなどです。
診断コンテンツは、これまで自社の商品・サービスに接点のなかった潜在層へのアプローチ手法として有効です。エンタメ性の高い診断は、購買意欲が顕在化する前の段階のユーザーでも気軽に参加しやすく、結果ページで自社の商品・サービスに初めて触れてもらうきっかけになります。
診断結果とあわせてクーポンやレコメンドを表示すれば、そのまま新規の購買・会員登録につなげることも可能です。
診断コンテンツは、リード獲得と顧客情報の収集にも効果的です。ユーザーが診断を楽しむ過程で、氏名やメールアドレスといった基本情報や、生年月日・興味関心などの属性情報にも自然に答えやすくなる点が強みです。
従来のフォーム入力では離脱率が高くなりがちですが、診断コンテンツでは「結果を見たい」というユーザー心理が働くため、情報入力へのハードルが下がります。さらに、収集した情報は診断結果と紐づけて管理できるため、その後のリードナーチャリング(獲得した見込み顧客に対して継続的に情報提供を行い、購買意欲を段階的に高めていく活動)にも活用しやすくなります。
リード獲得のための施策や成功のポイントをまとめた記事もございますので、あわせてご覧ください。
診断コンテンツは、回答データを活用して一人ひとりに合った商品やサービスを提案できる点が大きなメリットです。美容業界では肌質診断の結果からスキンケア商品を、ファッション業界では好みタイプ診断の結果からコーディネートを提案するといった活用が広がっています。
こうしたパーソナライズ提案は、従来の一律なおすすめ表示と比べてCVRの向上が期待できるだけでなく、「このブランドは自分のことを理解してくれている」という信頼感の醸成にもつながり、競合他社との差別化やブランドイメージの向上に貢献します。
診断コンテンツは、SNSとの相性が非常に良いマーケティング手法です。ユーザーが診断結果を「面白い」「共感できる」と感じた場合、自発的にシェアしてくれるため、広告費をかけずに情報が広がります。
SNS拡散が起こりやすい理由は、主に以下の3点です。
診断コンテンツは自然な形でユーザーの共感を生み、費用対効果の高い認知拡大を実現できる施策といえます。
効果的な診断コンテンツを制作するためには、明確な手順を踏むことが重要です。以下の流れで進めるとスムーズです。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1. 目的とKPI(重要業績評価指標)の設定 | リード獲得、認知拡大、商品誘導など達成したいゴールを明確にし、測定可能なKPIを設定する |
| 2. ターゲット・テーマの決定 | ペルソナを具体化し、ターゲットが「自分ごと」として捉えられるテーマを選定する |
| 3. 診断ロジックと回答形式の選定 | タイプ別診断、フロー型診断、ポイント診断などから目的に合ったロジックを選び、回答形式を決定する |
| 4. ツール・外注先の選定 | 自作ツールを使うか制作会社に外注するか、予算・リソース・目的に応じて選択する |
| 5. 設問・結果テキストの作成 | 回答しやすい設問を設計し、納得感と満足度の高い結果テキストを作成する |
| 6. デザイン・開発 | ブランドイメージに合ったデザインを設計し、スマートフォン対応やSNSシェア機能を実装する |
| 7. 効果測定・改善 | 診断開始数、完了率、CVRなどのKPIを測定し、データに基づいて継続的に改善する |
各ステップにおいて、ユーザー視点を忘れずに設計することが成功のカギとなります。自社にリソースがない場合は、占い・診断コンテンツの企画制作を専門とする外部パートナーに相談するのも選択肢の一つです。
診断コンテンツの作成手順については、以下の記事もご覧ください。
診断コンテンツを導入するときは、ユーザー体験と運用面の両方に配慮することが重要です。押さえておきたい注意点を解説します。
診断コンテンツを設計する際は、個人情報の取得方法にも注意が必要です。過度な情報要求は、ユーザーの離脱を招いてしまいます。
氏名・住所・電話番号などの詳細な個人情報入力を求めると、ユーザーは不安を感じてしまうでしょう。
そのため、以下のような工夫が効果的です。
個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)では、個人情報の収集時には利用目的を明示することが義務付けられています。個人情報の取り扱いについては、収集した情報が目的外利用されないよう、適切な管理体制を構築することが大切です。
診断コンテンツの結果パターンが少ないと、ユーザー体験の質を低下させる可能性があります。例えば、結果が3~4パターンしかない診断では、複数のユーザーが同じ結果になりやすく、SNSでシェアされたときに「自分も同じ結果だった」という声が集まり、診断の信頼性が疑われます。
結果のバリエーション不足は、以下のようなリスクをもたらします。
信頼性を担保するためには、適切なものを設計し、診断ロジックの根拠や監修者情報を明記することが重要です。特にBtoC企業では、ユーザーの期待に応える丁寧な設計が、ブランド価値の向上につながります。
診断コンテンツは、リリースして終わりではありません。ユーザーの反応やデータを継続的に分析し、改善を重ねることで効果を最大化しやすくなります。運用開始後の改善体制として、定期的なデータ分析やユーザーフィードバックの収集などの取り組みが重要です。
診断コンテンツは、ユーザーの興味を引きつけ、自然な形でリードを獲得し、顧客理解を深められる優れたマーケティング手法です。cocoloniが実施した意識調査でも、診断・占い後に「ラッキーアイテムを取り入れた」と回答した人が51.4%と、診断・占いの結果が実際の行動につながっている実態が示唆されています。
効果を発揮するためには、誰に届けたいかを明確にし、一人ひとりに響く結果を設計し、公開後も改善を続けることが大切です。ぜひ本記事のポイントを活かして、自社ならではの診断コンテンツを形にしてみてください。
本記事でご紹介したような診断コンテンツは、占術や心理学を用いてユーザーが”自分ごと”として楽しめる設計が成果を左右します。cocoloniでは、BOAT RACE振興会のテレボーター診断、三井アウトレットパーク幕張のおでかけタイプ診断、デイトナ・インターナショナルの開運卯診断などの診断コンテンツ事例を一冊にまとめています。
「商品の特性を活かした診断を作りたい」「設問設計から相談したい」という段階でも構いません。まずは事例集で、自社に近いケースをご覧ください(無料)。
cocoloniなら、施策に最適化した診断コンテンツを設計・制作できます。
占いコンテンツの知見を活かし、ユーザーの心を掴む体験を設計します。
【診断コンテンツ例】
3つの質問に答えて、あなたのタイプを見つけよう